「気立てのいいひと」宣言!

読書本の紹介です。


今回紹介する本は、香山リカ著、『「気立てのいいひと」宣言!』です。


競争社会や成果主義で、ギスギスしている人間関係の中で、なんか一歩下がって、見た目には損な役回りになっているような人がいるが、そんな人こそ、人としてのやさしさを知る「気立てのいい人」ではないかと著者は語っています。


「気だてのいいひと」宣言!

「気だてのいいひと」宣言!


精神科医である著者が、診察室で出会った様々な人たちが見せる言動を、真正面から受け止めるだけでなく、ちょっと側面から見ることで、その人の「気立てのいい」新たな一面を描いています。



読んでいると、こんな人もいるのかとか、ああそう言えば、こういう人いるなど、様々な人間模様が見えてきます。


自分では、ここまではちょっと、できないなと思うけど、できれば「気立てのいい」コミュニケーションを取って、ほのぼのとした日々を送ってみたいものだなとも感じてしまう・・・、そんな本でした。