生産系コンサルタントの道 Wライセンス取得の奨め(20)

さて、これから、総合技術監理部門について書こうと思います。


この部門は、他の専門部門とは異なり、より中小企業診断士試験分野とのオーバーラップ部分も多いからです。


Wライセンスを狙うならば、当然技術士第2次い試験では、総合技術監理部門の受験も視野に入れておくべきだと思います。


まず、今回は技術士総合技術監理の概要について述べます。


この部門は、従来からある技術士の部門とは異なり、業務全体の俯瞰的な把握・分析に基づき、広範囲に渡る技術業務全般に対する総合的な判断力と高い倫理観を持った技術者の育成と活用を図ることを目的として、平成13年から設けられた部門となっています。


キーワードは、
・業務全体の俯瞰的な把握・分析

・技術業務全般に対する総合的な判断力

・高い倫理観


ですね。


技術が関わる業務の中で、それを取り巻く様々な環境を踏まえ、どのように対処し、技術者としての使命をもって業務の目的を達成していくかということなのでしょうね。



他の部門と同様に1つの部門にはなっていますが、マネジメントに関する経験や知識が求められることから、経験年数も他の部門より3年多く必要とされています。


他の部門とは一線を画した部門と言えます。


ここで、大事なのはマネジメントに関する経験や知識が求められるということです。


中小企業診断士試験もマネジメントに関する知識に基づいた応用力を基めらることより、技術士第2次試験の総合技術監理部門と中小企業診断士試験は親和力が高い試験であることが伺えます。