読書本の紹介です。
今回紹介する本は、勝間和代著、「高学歴でも失敗する人、学歴なしでも成功する人」です。
この本では、著者の勝間和代は、「本当に頭がいい人」を、ストリート・スマートと表現しています。
一方、銘柄大学を卒業した偏差値が高い学歴の高い人をアカデミック・スマートとしています。
みんなが、肌身で感じている”本当に頭のいい人”を勝間和代流の視点で捉え、頭のいい人の習慣、スキル、新しい考え方をもたらす視点、頭をよくする方法、いずれも7項目を挙げ、それらがどういうものか解説しています。
高学歴でも失敗する人、学歴なしでも成功する人 (小学館101新書)
- 作者: 勝間和代
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2011/02/01
- メディア: 単行本
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観点は面白いし、生きていく上での頭の良さって、学校の勉強とは違うんだよなあと感じている人達は、きっと多いはず。
そういう人たちにとっては、「ああ、やっぱり」、「そんなんだよね」と共感を生むところが多い本ではないでしょうか。
ただ、気になるところは、「私の場合・・・」と勝間和代さん自身の経験を語られるところが、捉えようによっては、相当の自慢に感じ取れる点です。
そのへんは、サラッとしておくと、嫌味のない良い本にだと思うんですが。
ここに書いてあることをやれば、頭がよくなるわけではありません。
あくまで、ヒントの提示です。それを受けて、努力するのは、読者である私であり、あなたです。