昨日の講演会の骨子

昨日、国際展示場で開催されている産業交流展に行ったことは既に書いたと思います。


今日は昨日聞いた、中谷巌氏の講演会の内容についって、ちょっと書きたいと思います。


聞いていて、目から鱗というか、こういうモノの見方も大事なんだということがよく理解できました。


講演会のタイトルは、「日本経済に活路はあるか〜文明論的アプローチ〜」です。


文明論的アプローチとは、ものごとを短期的にではなく、長期的に見て論じるということで、サブタイトルにしたそうです。


話としては、歴史教育の欠如が歴史観や国家観を持つことができないようにしていることや、ここ500年ほどで勢力をつけた欧米諸国の勢力の移り変わりなどの話を丁寧にされていました。


欧米諸国と比較した日本の特長としては、階級社会ではないこと。


そして、日本は階級社会ではないから、働くことに意義を覚えていること。
日本庶民が現場力を支えていること、などをお話されていました。


日本国民は皆ベクトルが合った時には、とてつもない力を発揮する民族。


だから、きちんとまとまって力を発揮すれば欧米に勝てる・・・というようなお話をされていました。


時々、このような話を聞くのは、自分の頭を柔らかくするためにも良いなと思いました。