図書館で借りるJAZZアルバム−その136−

書籍の要塞と化した書斎の中の机の上のPCで聴く、図書館で借りたジャズCDアルバムの紹介です。


今回は、チャ−リー・ヘイデン、「ノクターン」です。


ベーシスト、チャーリー・ヘイデンが本作品で取り組んでいる曲は、キューバやメキシコ生まれのボレロの名曲です。


ピアニストのゴンサロ・ルバルカバパーカッショニストのイグナシオ・ベローアというキューバ出身のチームとトリオを組み、様々なゲストたちを迎えてプレイしています。


1曲目では、ダヴィッド・サンチェスのテナー・サックスが光ります。2曲目では、パット・メセニーのアコスティック・ギターの音色が切ないです。


ノクターン

ノクターン


さらにヴァイオリニストのフェデリコ・ブリトス・ルイスは、心揺さぶるヴァイオリンの腕前を披露しています。


ヘイデン自身もまた、自作のオリジナル曲2曲(4曲目と9曲目)も披露していています。


全体的に穏やかで、しっとりと演奏を楽しむことができるアルバムです。



パーソネル:チャーリー・ヘイデン(b)、ゴンサロ・ルバルカバ(p)、イグナシオ・ベローア(ds)
ゲスト:パット・メセニー(g)on2、ダヴィッド・サンチェス(ts)on1,4,7,11、ジョー・ロヴァーノ(ts)on6,10、フェデリコ・ブリト・ルイス(violin)


曲目
1. アット・ジ・エッジ・オブ・ザ・ワールド
2. ナイト・オブ・ワンダリング
3. ノクターナル
4. ムーンライト
5. ミー・ウィズアウト・ユー
6. ドント・トライ・エニモア
7. トランスパレンス
8. ザ・ブラインド
9. ナイトフォール
10. スリー・ワーズ
11. ウィズ・ユー・イン・ザ・ディスタンス~イン・アス