一次データ 二次データ

中小企業診断士として、今あることをお手伝いしている。


それをやっているときに、ふと感じたことを書こうと思います。それは、一次データと二次データです。


一次データとは、質問法や観察法、実験計画法といった方法で収集したデータである。つまりオリジナルのデータのことを言う。


いわば、足で稼ぐデータとも言えるだろうか。


一方、二次データとは、、政府機関や行政機関、各種業界団体のデータや調査機関で公表しているデータや既にある目的を持って加工されたデータのことを言う。



データの信頼性や信憑性、タイムリー性はどちらの方があるだろうか。


また、何かオリジナルな調査・報告をしなくてはならない時に、どちらのデータをより重視するであろうか。



これは、当然一次データである。


それなのに、せっかく自分たちで調査したデータ、聞き出した情報があるのに、それを使わなかったり、利用しない人達と付き合うこととなった。


比較的若い人たちは、何か調べものがあると、今はネットでその答えを導き出すことが多いのだろうか。


やたら、「適当なものが、ネットに転がっていないか調べてみました」という言葉を耳にする。


その前に、自分たちが聞いたり、実体験したデータは、どうなるの?


そこから、あなたたちは何か見い出そうとしないのだろうか。



そんなことを中小企業診断士としてのお手伝いを通し、感じてしまいました。