図書館で借りるJAZZアルバム−その111−

書籍の要塞と化した書斎の机の上のPCで聴く、図書館で借りてきたジャズCDアルバムの紹介です。


今回は、キース・ジャレットの「生と死の幻想」です。


タイトル曲の「生と死の幻想」は23分近くの大作です。


曲のテーマとしては、哲学的だけど、純粋に入り込めることができる音楽です。キース特有のピアノタッチの演奏も良いけれど、デューイ・レッドマンのテナー・サックスも聴かせてくれます。


2曲目の「祈り」のこの静かな出だし、凄く良いですよ。



今日みたいに、ちょっと湿度が高く、気温が高い時には、この大作を聴くことで、「心頭滅却すれば火もまた涼し」のことわざが、頭を過ぎること間違いなし。


パーソネル:キース・ジャレット(p、ss、fl、perc)、デューイ・レッドマン(ts、perc)、チャーリー・ヘイデン(b)、ポール・モチアン(ds、perc)、ギレルミ・フランコ(perc)



曲目
1. 生と死の幻想
2. 祈り
3. グレイト・バード