社長!儲けたいなら数字はココを見なくっちゃ!

読書本の紹介です。小山昇著、「社長!儲けたいなら数字はココを見なくっちゃ!」です。


著者は、株式会社武蔵野の代表取締役社長をされています。


この株式会社武蔵野は、2000年に日本経営品質賞、2001年に経済大臣賞、2004年には経産省が推進する「IT経営百選」の最優秀賞を受賞しているそうです。


私は、会社の社長自らが、儲けるためには、どの数字を見るべきかを書いているところに興味を持ち、本書を手にしました。


社長!儲けたいなら数字はココを見なくっちゃ!

社長!儲けたいなら数字はココを見なくっちゃ!


見るべきところをちゃんと見ていれば、「有効な次の一手」が自ずと見えてくるということで、次に示すような項目について、社長自身の経験や著者の知り合いの経営者の体験談等を通じて、なにを、どうしたら良いかが書かれています。


・売上10%アップで利益が倍増するカラク
・売れ筋商品の売り損じをなくす、“最頻値”の見極め方
・「支払手形」がある限り、倒産の危険はなくならない
・社長の「個人保証」「根抵当」は外せる!
・100万円の赤字を解消するには、新たに100万円注ぎ込め


著者は、赤字続きの落ちこぼれ会社を年商35億円まで引き上げたそうで、この本の中には、その秘密が開示されています。


本書を読むことで、社員のことを思い、かつ社員に有効に働いてもらうためには、何をすべきかのヒントを得ることができると思います。


コンサルタント事業にも進出していますので、中小企業診断士などのコンサルタントの方にも参考になるとことと思います。