図書館で借りるJAZZアルバム−その105−

書斎の机の上のPCで聴いている、図書館で借りてきたジャズCDアルバムの紹介です。


ハービー・ハンコックの「ガーシュウィン・ワールド」です。


1898年生まれのジョージ・ガーシュウィンアメリカが生んだこの偉大な作曲家の生誕百年を祝うにあたって、ハービー・ハンコックが企画したアルバムです。


ハンコックはガーシュウィンと親しかったとされる作曲家たちの曲も加えながらも、「ガーシュウィン・ソング・ブック」を作り上げています。


豪華なミュージシャンを揃え、収められている一曲一曲、まさにジャズの香りがプンプン匂ってくるようなアルバムです。


ガーシュウィン・ワールド

ガーシュウィン・ワールド


3曲目のザ・マン・アイ・ラブはジョニ・ミッチェルのボーカルも良いが、そのバックのウェイン・ショーターのメローなテナー・サックスが、彼女の歌を一層盛り上げている。


5曲目は、ステーヴィー・ワンダーのボーカルとハーモニカをフィーチャリングしています。ここでは、ハービーはオルガンを演奏しています。


パーソネル
ハービー・ハンコック(p、org)、スティ−ヴィー・ワンダー(vo、harmonica)、ジョニ・ミッチェル(vo)、キャスリーン・バトル(vo)、ウェイン・ショーター(ts、ss)、チック・コリア(p)、ロン・カーター(b)、オルフェウス室内管弦楽団、その他


曲目
1. オーヴァーチュア(ファシネイティング・リズム)
2. イット・エイント・ネセサリリー・ソー
3. ザ・マン・アイ・ラヴ
4. ハニー・マン
5. セント・ルイス・ブルース
6. ララバイ
7. ブルーベリー・ライム
8. イット・エイント・ネセサリリー・ソー(インタールード)
9. コットン・テイル
10. サマータイム
11. マイ・マンズ・ゴーン・ナウ
12. プレリュード・イン C マイナー
13. ピアノ協奏曲ト長調第2楽章
14. エンブレイサブル・ユー
15. サムワン・トゥ・ウォッチ・オーヴァー・ミー


全15曲(最後は、ボーナス・トラック)。どの曲も濃いし、非常に聴きごたえのあるアルバムです。