【合格体験記】二次試験:午後(選択科目)
午前中の試験が終わり、昼休み。
私は、朝コンビニエンスストアで買ったおにぎり2個(おかかと昆布)を食べました。最近、このような試験を受けるときには、少なめの食事を取ることを心がけています。
そして、午後の試験までの時間を自分で作成した問題と解答を読む時間に充てました。
いよいよ、午後の試験の始まり。
問題用紙と解答用紙が配られ、スタート。午後は選択科目、Ⅰ−2は、4設問あるうち、3設問を選ばなくてはならない。
問題用紙を開くと、まずⅠ−2の設問を見る。Ⅰ−2−1から順番に設問読み、選択するかどうかを確認。
Ⅰ−2−1、製造リードタイムの短縮意義を3つの観点で整理・・・パッと短縮することのメリットを頭に浮かべ、3つ揃いそうなので、これは選択すると決める。
Ⅰ−2−2、改善活動における分析的アプローチと設計的アプローチ・・・う〜ん、これどっかで似たようなこと聞いたような・・・、改善活動=QC活動と捉え、問題解決型ストーリーと課題解決型ストーリーで対応しようと決める。これも選択。
Ⅰ−2−3、「品質は工程で作り込む」を研究開発部門、製造部門、検査部門、販売部門のそれぞれの品質水準との関連での説明が求めらている。ちょっと考えれば、手がつけられそうだが、時間との兼ね合いかも。次の問題を見て判断しようと思う。
Ⅰ−2−4、2つの用語の違いを簡潔に説明する問題。用語は5組。知っていれば、楽勝だけれどと思い、各用語を眺めていく。不安な部分が2組存在。こちらは、書き方でごまかせるようなものでないので、Ⅰ−2−3を選らぶことに決定。
次に、Ⅰ−1の問題を読む。問題文はある工場の状況が簡潔に書かれている。設問は2つ。一つは基本的な改善方向を2つ挙げ、そのねらいを述べる。また各改善方向に対して、2つの具体策を示す。・・・なんか、中小企業診断士の事例Ⅲに出てくるような感じ。
二つ目は、緩衝機能を3つ挙げ、それそれのねらいを述べるのと、各方策に2つの具体的対策を示せ。・・・これは、テキストに載っていた・・・3つの緩衝機能は・・・と、モノ、能力、時間と問題用紙の余白にメモ。
さあ、これで取り組むぞ・・・ということで解答用紙に鉛筆を走らせ始めましたが、正直言って、どの問題から解答したかは覚えていません。
ただ、終了時間間際まで書いていました。最終問題の解答を書いているときは、多少、手に震えが来たのを覚えています。これは、私の特徴ですが、時間が迫ってきて書き揚げる時に、手の震えが出てきます。
でも、終了10分前には書きあげ、作成した解答を何回か読みなおしていました。
「終了!」の声、そして鉛筆を置く。
そういえば、解答用紙もどうやって回収されたか覚えていない。
終わって、会場を出て池袋の駅に向かうときに感じたのは、右手首の痛み。この試験、書き過ぎ。というか本当によく書かなければならない。
帰りの電車の中では、もうボーッとしていたと思います。
こんな風にして、初めての技術士2次試験の筆記試験は終わりました。