誰とでも10分以上会話が続く本

読書本の紹介です。植西聰著、「誰とでも10分以上会話が続く本」です。


いつもは移動中に2〜3冊本を持ち歩いて、隙間時間に読むようにしているんですが、みんな読み終わってなんか読まなくっちゃってと書店で手にした本です。


なかなか誰とでも10分も会話を続けるのは難しいと感じているのですが、タイトルでは、いとも簡単に「・・・10分以上会話が続く・・・」と言っています。うわっ〜、どんななんだろうと思って読んでみました。


書いてあることは至極まっとうなことばかり、奇をてらったものはありません。でも、会話を続けるためのポイントを押さえておくのには、要点がまとめてあるので参考になると思います。


誰とでも10分以上会話が続く本 (ベスト新書)

誰とでも10分以上会話が続く本 (ベスト新書)


これらのポイントを覚えやすく、言葉にまとめてくれています。これは、覚えておくと便利だと思いますので、紹介しておきますね。


「きどにたてかけし衣食住」

「き」:気候や季節のあいさつの話題
「ど」:道楽や趣味についての話題
「に」:ニュースに関する話題
「た」:旅に関する話題
「て」:天気についての話題
「か」:家庭についての話題
「け」:健康についての話題
「し」:仕事や学校に話
「衣」:衣装についての話題
「食」:食事に関する話題
「住」:住居や引っ越しに関する話題

これらのテーマは、どんな人でも関係があるこなので、「わかりません」とか「知りません」で会話が止まることはないとのことです。


初めて合う取引先の人などと、打ち解けるための、話しのきっかけづくり(アイスブレイク)としては使えるのではないでしょうか。


話すことが、仕事の一部になっている人(中小企業診断士等のコンサルタント)や話しが苦手な人もそうですが、話すことは人間生活の中では必要なことなので、どなたが読んでも参考になる本だと思います。