図書館で借りるJAZZアルバム−その87−

山積みの本に囲まれた書斎より、図書館で借りたジャズCDアルバムを紹介します。



1枚目は、ルー・ソロフの「ウィズ・ア・ソング・イン・マイ・ハート」です。


このプレイヤーを聴くのは、初めてです。


CDについていたクレジットを読むと、「ルー・ソロフはハイノート・ヒッターとして知られるジャズ・トランペッターであり、プランジャー・ミュートのエキスパートである。」と書かれています。


このアルバムは、そんな得意技であるミュート・トランペット・アルバムです。


2曲目、聴いているとなんかクラシックみたいだなと思い、タイトルをみると「アンダンティーノ チャイコフスキー交響曲第4番第2楽章より」となっています。非常にしっとりとして、ミュート・トランペットの音がせつなくも感じられ、私は気に入りました。


ウィズ・ア・ソング・イン・マイ・ハート

ウィズ・ア・ソング・イン・マイ・ハート


曲目
1. カム・レイン・オア・カム・シャイン
2. アンダンティーノ(チャイコフスキー:交響曲第4番第2楽章より)
3. ザ・ウェイ・ユー・ルック・トゥナイト
4. アイム・ア・フール・トゥ・ウォント・ユー
5. 夜は恋人
6. 「リオ・ブラボー」~皆殺しの歌(DEGUELLO)
7. イスタンブール
8. ワン・フォー・エミリー
9. ウィズ・ア・ソング・イン・マイ・ハート



2枚目は、カティア・ラベックの「ジャズ・デート 〜ウィズ・モダン・ジャズ・グレイツ」です。


カティア・ラベックは、クラシックピアノ奏者。クラシックの感覚で、ジャズを奏でるとこんな風になるのかなと感じます。


彼女のピアノは、とても繊細で音が済んでいます。


ジャズ・デート?ウィズ・モダン・ジャズ・グレイツ

ジャズ・デート?ウィズ・モダン・ジャズ・グレイツ


ジャズを違った角度で捉えたときの表現を知ることも大事なことだと思います。このアルバムはそんな一枚です。

曲目
1. ウィ・ウィル・ミート・アゲイン
2. マイ・ファニー・ヴァレンタイン
3. オン・ファイアー
4. ベサメ・ムーチョ
5. プロロゴ・コミエンソ
6. リトル・ガール・ブルー
7. キサス,キサス,キサス
8. ヴォルケイノ・フォー・ハイアー
9. ターン・アウト・ザ・スターズ
10. サマータイム
11. ラ・コンパーサ