【合格体験記】二次試験:受験申込の巻

二次試験は、正直言って内容がよく理解しないまま準備を始めました。


風の噂で、技術士第二次試験では、受験申込の時から既に試験は始まっているんだとは聞いていました。


そうです。業務経歴を書かなくてはならないということです。この業務履歴は、技術的体験論文にも口頭試験のときにも使用すると聞いていました。


しかし、どのように使うかもわからないため、これに関しては外部機関のセミナーを受講しました。


新技術開発センターが主催している「口頭試験で成功する 技術士第二次試験申込書作成個別指導」です。昨年の4月4日です。


この日のブログには、会場になった機械振興会館のほぼ向かいの東京タワーの写真を掲載したりしています。


このときも書いていますが、正直言って、このセミナーは私にとっては有益ではありませんでした。


収穫と言えば、既に会社を退職してフリーの私にとって、業務内容の証明をどうしようかと思っていたのですが、業務内容の証明は以前勤務していた会社より貰えば良いことを確認できたのが、私にとっては収穫でした。


受験申込書の個別指導は、事前に書いてきた受験申込書の業務履歴を見ながら、講師の方に表現の仕方や書き方について指導していただくというものです。


私より前の人達はかなりいろいろと講師の方よりアドバイスを頂いていました。指導を受けている人たちの姿を見ていると、わぁ、やはり業務履歴って大変だなと感じました。


しかし、私の番が来て、おそるおそる書類を出すと、それに目をさっと通し、「はい、結構です。」とあっという間に終了です。


ちょっと、怪訝な顔をしていると、「書き方の要点を押さえているから、それでOKです。」とのこと。


なんか待ち時間だけが多い、セミナーでした。


とは言っても、受験申込を書かなくては、受験はできないわけですから、その作成を進めました。


業務履歴は、会社に勤務時代の業務を時系列に列挙した一覧表を既に作っていましたので、それをベースに、技術的体験論文に何を書くかを想定し、業務項目の抽出を行いました。


このとき、注意したのは、技術的体験論文のメインで書くことができるような項目を2つピックアップしておくということでした。


また、他の項目も2項目挙げる自分の経験業務のサブの方で上げられる業務をなるべく抽出しておきました。


これは、後になって考えると良かったと思います。


私は、二次の筆記試験を合格して、技術的体験論文に選んだテーマは、このとき想定したものから変更したからです。


この辺については、また別の機会に書くようにします。


本日は、ここまでです。