図書館で借りるJAZZアルバム−その70−

図書館で借りてきたジャズCDアルバムの紹介です。


1枚目は、ウエイン・ショーターの「ネイティヴ・ダンサー」です。


1曲目のPONTA DE AREIA、いきなりミルトン・ナシメントのファルセットボイスが出てきて驚くが、そのあとウエイン・ショーターのソプラノ・サックスの張りがあり、そしてどこかなのどかな音色が遠いブラジルの海岸をイメージさせる。
このポンタ・ジ・アレイアとは「砂浜の岬」という意味だそうだ。



私は、ウェイン・ショーターというとウェザー・リポートの中のメンバーの一人という感覚しかなかったが、かなり音楽性豊かな人だ。


そして、このアルバムはジャズとブラジル音楽を見事なまでに融合させた作品ではないだろうか。

1974年9月12日、ロサンゼルス・ヴィレッジ・レコーダーズ録音。


曲目
1. ポンタ・ジ・アレイア
2. ビューティ&ザ・ビースト
3. タルジ
4. ミラクル・オブ・ザ・フィッシュ
5. ジアナ
6. 孤独の午後
7. アナ・マリア
8. リリア
9. ジョアンナのテーマ



2枚目は、ジェーン・モンハイトの「カム・ドリーム・ウィズ・ミー」です。


女性ボーカルって、当りハズレあるし、そんな期待しないで聴いてみたら、これまたビックリ。大当たりですこのアルバム。


このアルバム2001年発売ですが、当時ジェーン・ハモントは弱冠23歳。それにしちゃ、声はいいし、歌は上手い。


1曲目の「虹の彼方に」聴いていると、しっとりとしてくる。


カム・ドリーム・ウィズ・ミー

カム・ドリーム・ウィズ・ミー


バックにはピアノにケニー・バロン、ベース クリスチャン・マクブライト、ドラム グレッグ・ハッチソンなどがしっかりと彼女をサポート。


このアルバムは聴いた方がいいですよ。

ジャズ初心者にはお奨めの1枚です。


曲目
1. 虹の彼方に
2. ヒット・ザ・ロード・トゥ・ドリームランド
3. スプリング・キャン・リアリー・ハング・ユー・アップ・ザ・モースト
4. ウォーターズ・オブ・マーチ
5. アイム・スルー・ウィズ・ラヴ
6. アイル・ビー・シーイング・ユー
7. サムシング・トゥ・リヴ・フォー
8. ソー・メニイ・スターズ
9. イフ
10. ブレイム・イット・オン・マイ・ユース
11. ケース・オブ・ユー
12. ノーバディ・エルス・バット・ミー