図書館で借りるJAZZアルバム−その67−

図書館で借りてきたジャズCDアルバムの紹介です。


1枚目は、カーステン・ダール・トリオの「マイナー・ミーティング」です。


ダールは北欧のデンマークのピアニストだそうです。欧州ジャズ界で大きな注目を集めるピアニストらしいです。
最初オスカー・ピーターソンのトリオで活躍したエド・シグペンにドラムを師事するが、のちにピアニストに転向。バド・パウエルウィントン・ケリーから始め、マッコイ・タイナーキース・ジャレットの影響も感じさせるまでに成長した、と解説には書かれています。


ピアノの音色は非常に透明感があります。タッチは、確かにキース・ジャレットの影響を感じさせるものがあります。


このアルバムでは、イェスバー・ルンゴー(b)とアレックス・リール(ds)の大ベテラン二人の好サポートを得て、イマジネーション豊かな広がりのあるソロを聴かせています。


マイナー・ミーティング

マイナー・ミーティング


曲目
1. ダウン・ウィズ・イット
2. ゴールデン・イヤリング
3. ブレイム・イット・オン・マイ・ユース
4. ワーク・ソング
5. 朝日の如くさわやかに
6. ヒアズ・ザット・レイニー・デイ
7. アイ・フォール・イン・ラヴ・トゥー・イージリー
8. ダンスランド
9. ピース
10. イン・ユア・オウン・スウィート・ウェイ



2枚目は、チック・コリア&オリジンの「チック・コリア&オリジン」です。


チックがエレクトリック・バンドの解散(94年)以来、久しぶりに持ったレギュラー・バンド、オリジンの第1作としてのアルバム。


1997年の暮れから正月にかけてニューヨークのブルーノートに出演、それがバンドのお披露目となったそうだが、このアルバムはその時のライヴ・レコーディングだそうだ。


サックス2本、トロンボーン1本の3管編成というから、てっきりホーン中心の演奏かと思えるが、あくまでもチックのピアノが主役。


かなり演奏は前衛的な要素が多い。聴く人によてっは好き嫌いが出るかもしれない。まだ、私は許容範囲の部類に入ります。


チック・コリア&オリジン

チック・コリア&オリジン


メンバー:チック・コリア(p)、アヴィシャイ・コーエン(b)、アダム・クルーズ(ds)、スティーヴ・ウィルソン(sax)、ボブ・シェパード(sax)、スティーヴ・デイビス(tb)
1997年12月29日〜1998年1月4日 ニューヨーク ブルーノート・ニューヨークにてライブ録音


曲目
1. セイ・イット・アゲイン~パート1
2. セイ・イット・アゲイン~パート2
3. ダブル・イメージ
4. ドリームレス
5. モリキュールズ
6. ソウル・メイツ
7. イット・クッド・ハプン・トゥ・ユー
8. シフ