来年度の中小企業診断士試験の傾向は?

来年度の中小企業診断士試験の傾向を占ってみようと思います。といっても受験者数だけです。


多分、来年度受験を予定されている方は、年明けから受験勉強の準備に入られることと思います。そこで、受験者数の傾向だけでも、頭に入れられておいて、これからの受験勉強をどのように進めるべきかを考えられてもいいのではないでしょうか。


中小企業診断士第一次試験】
統計データがまとめられている平成19年〜平成21年で変化を見てみましょう。


     平成19年度 平成20年度    平成21年度
受験者数  12,776 13,564(106.2%)  15,056(111.0%)   
(男性)  12,042 12,719(105.6%) 14,108(110.9%)
(女性)    734 845(115.1%) 948(112.2%)
合格者数 2,418 3,173 3,629
(男性) 2,307 3,008 3,437
(女性) 111 165 192
合格率 18.9% 23.4% 24.1%
(男性) 19.2% 23.6% 25.7%
(女性) 15.1% 19.5% 20.3%


これを見ると、中小企業診断士第一次試験の受験者は毎年増加傾向にあります。伸び率も毎年5〜10%ぐらいです。ここのところ、不景気で資格を取得しようという人達も増えてますから、来年は、15,800〜16,600名ぐらいの受験者数になるかもしれませんね。


また、女性の受験者の増加比率の方が若干多い傾向も見られますね。一緒に受験勉強している可愛い女の子が実は最大のライバルかもしえませんよ。


中小企業診断士第二次試験】
平成21年度の統計データがまだ出ていませんが、例年通りだとすると合格率は20%前後ではないかと予想されます。


受験生が増えてくれて、段々メジャーな資格になってくれれば、我々にとっても嬉しいことです。
但し、試験は厳正なものですから、受験者数が増えれば、合格者も比例的に増えるとは限りません。もしかすると更に狭き門になってしまう可能性だってあります。


しかし、確実なことは、基本的なことをしっかりと学習して試験に臨めば、合格することだと思います。


受験予定の皆さんは、年明け早々に試験準備を始動することをお勧めします。


頑張ってください!!