コンサルタントの勉強法

読書本の紹介です。野口吉昭さん著、「コンサルタントの勉強法」です。


この著者の本は、以前の会社で新製品の企画を作成するときに何冊か参考にさせて頂いたことがあり、書店を覗いて新しい本が出てくると、ついつい手にしてしまいます。


コンサルタントの勉強法」なんて題名見ちゃうと、思わず手にしちゃいますよね。中小企業診断士技術士コンサルタントですからね。


また、知識の陳腐化や時代の流れに乗り遅れないように、日々学習し、研鑽を積むことが必要になってきますからね。逆に、日々勉強できるから、コンサルタントの仕事が好きなのかもしれません。


コンサルタントの勉強法

コンサルタントの勉強法


さて、本書は、著者がいままでに培ってきた勉強法を公開したものです。


コンサルタントたるものプロならば、「勉強させていただきます」という言葉はクライアントに対しては禁句であると言っている。至極当然、クライアントはこちらに救いを求めているのに、その言葉ではガッカリさせてしまうだろう。


そして、知識・認識・見識を身につけるように勉強をするように説いている。それぞれの言葉の意味は、本の中に書かれているので、実際に読んで確かめられた方が良いと思います。


自分のことを振り返って、思わず納得したのが、「勉強ができる人とは、仕組みと環境づくりができる人」の章です。


自分が集中できる環境と習慣にしてしまうことが、大事だなと思っていたので、この章に書かれている内容は、やはりそのように考えている人がいるんだなぁということで納得と安心を得ました。


また、知識を得るためには、本を読むことを進めています。「ビジネスパーソンの必読書ランキング」のリストが掲載されているのですが、私が読んだのは、この中の3分の1ぐらいで、これから読む本の候補リストとしても使えそうです。


どのように勉強したらよいのかとか、新しいクライアントにどのように対応しようかと悩んでいる人、ここで中小企業診断士2次試験の口述試験も合格された方、技術士の口頭試験を終了され合格発表を待たれている方などにお奨めの本です。