筆談ホステス

読書本の紹介です。斉藤里恵さん著の「筆談ホステス」です。
書店で題名を見て惹かれるものはあったのですが、しばらく手に取ることはなかった本です。
買おうと思ったキッカケは、テレビぼニュース番組でで著者の特集があり、彼女の生い立ちから現在の生活、将来の夢などが放送されていました。それを見て、著者自身に興味を持ち買うことにしました。
書店に行ってみると売り切れており、この本はその日訪れた3件目の書店で手に入れたものです。


筆談ホステス

筆談ホステス


著者斉藤里恵の素直な気持ちが表れている本だと思います。ライターの方が、きちんと気持ちを汲み取って書かれたのでしょう。

聴覚障害というハンディを負いながら、いろいろなことにチャレンジする前向きな生き方はスゴイと思います。
耳が聞こえないホステスさんというのは確かに珍しいのでしょうか、中学時代の一見不良と思われる行動をやっていたということもスゴイんじゃないかな。


ここに書かれているようなことが出来るのは、本人の持ち前の明るさなのでしょう。それを理解する周囲もエライと思いますが、きっと彼女の負けん気と明るさと物事に取り組む真剣さが周囲に伝わるのでしょうね。


なんと言っても、目がパッチリしていて、美人だしね。


銀座に来るお客様との筆談のやり取りのいくつかが紹介されていますが、私が気にいったのは、資産を失ってショックを受けているお客様にかけた彼女の言葉です。
「立って半畳、寝て一畳、アソコは勃っても数インチ」
落ち込んでいるときに、こんな言葉美人にかけられたら、「よし、もう一度がんばってみよう」ってになっちゃうんだろうな、なんてことが頭をよぎりました。


確かに話題に上るだけの本だと思います。まだ、読まれていない方、読んでみてはいかがですか?