8月19日の雑感

読書もまだ読み切れていない、書斎の机の上は乱雑状態、ジャズCDは図書館からやっと借りてきたばかりで、まだ聴いていないので、いつものネタとは違う観点で綴ってみます。


【雑感その1】
先日の中小企業診断士の研修会の後の懇親会にて、メンバーとの雑談の中で、できれば本を出したいという話が出ました。私も同じようなことを考えていたので、しばらく歓談しました。

そのメンバーが言うには、「論語」や「老子」などをベースにして、ビジネス関係の本を将来的に出したいとのこと。私も今月に入り、三国志を題材にしたビジネス本を読んだこともあり、その企画イケるんじゃないの、と思っていたら、なんと翌日書店で、同様な主旨の本を見つけてしまった。

これって共鳴(シンクロニシティ)?それともそのような話をして、自分が意識したから見つけることができたの?
出版日を見ると「2009年8月24日 初版発行」の文字。なんかその日に店頭に並べられた模様でした。

先日、歴女の話を書いたけど、歴史に関心を持つ人たちが増えているのは、人々が歴史を通して、天下取りに励んだ偉人に学ぶ戦略やリーダーシップ、志、人心掌握術の本質に憧れているからでしょうか。



【雑感その2】
一時鎮静化したと思われた新型インフルエンザが流行している模様です。舛添厚生労働相が本日、感染の拡大が続き、死者が相次ぐ新型インフルエンザについて、緊急の記者会見を開き、「本格的な流行が既に始まったと考えていい」と語り、秋以降に懸念される大流行に備えた感染予防の徹底を呼びかけたそうです。

集団感染が多いみたいですね。日本ハムの選手も5名感染したと報道されていました。先日、テレビでは大学生や高校生のスポーツ合宿の多い長野県で、合宿に来ている人達が集団感染しているとのニュースを流していました。

インフルエンザは、冬に流行するみたいなステレオタイプが出来上がってしまっているので、この夏の流行にはピンとこないものがあります。でも死者が立て続けにでていると何か予防しなくてはと思うのですが、マスクぐらいしか良い方法はないのでしょうか。


新型用のワクチンは10月ぐらいより、接種可能とのことですが。生産量が限定されるため、接種者の優先順位を決めなくてはならないの報道がされています。

一番怖いのは、段々変異していって毒性の強いものになることです。
暑い時期ですが、我々が身近にできる方法で予防していくしかありませんね。


【雑感その3】
ハローワークは、相変わらず人が多いです。日本の雇用環境はどのように変わっていくのでしょうか?

よく言われていることですが、このような変化が出てきたことの要因の一つはIT化の進展があると思います。製造業で言えば、職人技でなくても出来るようにコンピュータ制御にていろいろな加工ができるようになりました。
このことは、仕事そのもののグローバル化の加速にもなったと思います。長い年月をかけて人を育てなくとも、条件を入力すれば、コンピュータにより、ものができてしまう。
職人に仕込まれなくてもいいので、中国などでは最新の設備を導入し安い労働力を活かして、あっという間に世界の工場になってしまいました。

これからの雇用を考える上では、我々が働くということで、どのような付加価値をつけていくことになるかになっていくでしょう。

ドラッカーが言う知識創造社会に近づいている、いやもう突入しているといえるでしょう。

そう考えるとより良い方向へ進むためには、教育や仕事のやり方などの仕組みを大きく変える必要がありそうですね。

今度の選挙、このあたりのことを言及してくれる政党や政治家がいるのか、よ〜く観察したいと思います。