工場診断研修

3日間の工場診断研修が終了致しました。
この研修の中で、必ず最初にアイス・ブレイクの意味も含めて、講師の先生より、参考になり、ためになり、かつ自分の持ちネタとしてちょっとしたところで話せそうな、生産現場や工場経営に関するお話を聞くことができました。


備忘録として、ここに書き留めておきます。
【その1:診断先で良く聞く言葉】
・「忙しいから」→会社によって、この言葉を発した人への反応は2通り
 1.「しょうがないね」(周りも認めいる)
 2.「また、言っている」(周りが認めない)
この場合、2の会社の方が明らかに管理レベルはアップする
・できない理由を上手に話す→歴史ある大企業で見られる傾向
・前工程のせいにする

【その2:一目でわかる工場のレベル】
1.5S、目で見る管理ができているか
2.レイアウトがモノの流れに沿って機械、作業員を配置しているか
3.在庫の量、状態はどうなのか

【その3:工場の従業員としての心得】
1.原価意識を持つこと:働の文字はイ+重+力→人が重要なことに力を出す
2.問題意識を持つこと:ものを見るときは疑問符?(はてな、なぜ)、感嘆符!(オヤ)で見る
3.基本動作を確実に行う:あいさつ、やってはいけないことを守る、5Sなど

【その4:品質管理6つの誤解】
1.品質管理とは検査を厳重にすることである
2.品質管理とは難しい統計学である
3.品質管理とは標準化のことである
4.品質管理は工場に任せておけばよい
5.品質管理は品質管理課の仕事である
6.だから俺には関係ない

【その5:在庫は問題点を隠す】

【その6:3間(サンゲン)】:工場管理者の言葉・・・本当にそうなのか?
・空間(狭いんですよね)
・人間(もう少し人がいたら)
・時間(時間が足りない)


久々に集中した研修だったので、疲れは感じましたが、懇親会で飲んで、しゃべって、発散できました。
講師の先生、ありがとうございました。
参加メンバーの中小企業診断士のみなさん、またどこかでお世話になるかもしれませんので、よろしくお願いします。