しがみつかない生き方

書斎があるのに、本はほとんど書斎では読んでいません。本置場と化している書斎を何とかしないと・・・。机の上もまた散らかってきている。
この週末に整理・整頓しなくっちゃ、と思っているちゃむです。


読書本を紹介します。香山リカ著、『しがみつかない生き方 「ふつうの幸せ」を手に入れる10のルール』。
この本は今週月曜日に新聞の広告欄で見て、本屋に買いに行きましたが、駅中の本屋では売切れ。しかたなく、本屋をはしごして買いました。
購入の動機は広告の中に書いてあった「〈勝間和代〉をめざさない」のフレーズ。これ結構強烈に思えたし、題名の「しがみつかない生き方」と確かに意味が重なるような感じがしたことが大きかったです。


本書は、精神科医である著者が、脱ひとり勝ち時代のルールを、今までの体験や経験を通して提案している。
10章立ての構成で、以下の通りである。各章ともなかなか含蓄ある内容であり、今のような何か行き詰った世の中で追い込まれていると感じている人には是非読んでもらいたい。

第1章 恋愛にすべてを捧げない
第2章 自慢・自己PRをしない
第3章 すぐに白黒をつけない
第4章 老・病・死で落ち込まない
第5章 すぐに水に流さない
第6章 仕事に夢をもとめない
第7章 子どもにしがみつかない
第8章 お金にしがみつかない
第9章 生まれた意味を問わない
第10章 〈勝間和代〉を目指さない



肩ひじ張らずに、のんびり、ゆったり、穏やかに生きていくことの大切さを説いているように私は感じました。

読み終わって、「人の価値観は多様である。自分の価値観もあれば、他人さまの価値観もあり、それを認識し受け入れられるこことが大事。また。自分の価値観も、変に人に押し付けてはいけない。」ということを改めて感じることができました。


ところで、明日、明後日と中小企業診断士第一次試験ですね。受験生の皆さん、今日は早く寝て明日からの二日間、持てる力をフルに出して栄冠めざしてください。
私の秘策をお教えしておきます。もうこの段階なので、学習のことではありません。試験会場で如何に集中を切らさず、元気で乗り切るかです。
お薦めは、栄養ドリンクです。私は休憩時間ごと飲みました。飲んだのはユンケルです。できれば効くものの方が元気が持続できます。この方法は、以前組合の役員をやっていた時、賃闘の団体交渉前にみんなにユンケルが渡され、それを飲んで臨んだ経験よりやってみたのですが、私にとっては効果がありました。
ご健闘をお祈りしています。