ソウルメイト

都議選は、自民党が大敗。キリンビールサントリー経営統合に向けて話を進めている。今朝から、しきりにニュースで流れています。
衆議院選挙も8月30日になるようだし、日照時間は例年より短くなるかも知れませんが、今年は本当に暑い暑い夏になりそうですね。


飯田史彦さんの著書を読みましたので紹介します。『ソウルメイト 「運命の人」についての7つの考察』です。この方、この著書を書かれた時は、福島大学の経済経営学類教授でした。
2009年4月以降は、「飯田史彦メンタルヘルス・マネジメント研究所所長」および「飯田史彦スピリチュアル・ケア研究所『光の学校』校長」を務めながら、企業や病院など様々な組織のコンサルティングや、医療機関でのカウンセリングを行っているようです。
14〜15年前に、「生きがいの創造」という著書を出版されて、読もう読もうと思いつつ、初めて手にした本が今回の「ソウルメイト」です。


ソウルメイト 「運命の人」についての7つの考察

ソウルメイト 「運命の人」についての7つの考察


読む前に、どのくらいスピリチュアルな感じなのかなと思っていましたが、読み終わってびっくり。論理的な展開がなされています。
著者本人も、「おわりに」の中で『本書は、思い切り「理屈っぽい本」にさせていただきました。」と述べています。


詳細は、本書を読んでいただくことにして、要点のソウルメイトに関しては、以下の部分が著者の主張だと思います。ちょっと長くなるかも知れませんが、抜粋します。
−前略−
『ソウルメイトという言葉は、「今の自分」として今生を生きる私たちにとって、「人生を説明する道具」にすぎません。しかも。「道具」であるからには、それを使う人の意志や目的によって、どのようにでも使いこなすことができます。善なる目的のために使うことも、悪意を持って使うこともでき、いかなる人間関係も、「ソウルメイト」という道具を用いれば、どうにでも説明できるのです。その意味で、ソウルメイト、つまり運命の人というのは、今生で出逢うすべての人のことを指すのだといえるでしょう。
−以下略−


このように書かれると、「そうだよね」としか言えません。もうちょっと、スピリチュアルな香りがあってもよかったのかなぁ、とういうのが私の感想です。