TIME×YEN

いよいよ、豚インフルエンザが首都圏にも登場しましたね。感染者の一人の帰宅経路の近くに住んでいるので、余計関心してしまいます。


本日紹介するのは、時間管理術の本です。題名は、「TIME×YEN 時間術 (タイムエン時間術) すべての時間を成果に変える31の鉄則」。著者は長野慶太さんです。


TIME×YEN 時間術 (タイムエン時間術) すべての時間を成果に変える31の鉄則

TIME×YEN 時間術 (タイムエン時間術) すべての時間を成果に変える31の鉄則


この本が特徴的なのは、まず時間が有限であることをきちんと読者に理解させようとしていることである。ページを開くと、はじめにの部分に、「生きるとは、死に向かって時間の貯蓄を取り崩していくこと---それを言わない時間術の本はすべて欠陥品である」と読者に時間の有限性を示唆している。
他の時間術の本では、時間の有効な使い方など、技法(テクニック)を中心に書かれているものが多いが、この本は精神から説いてくる。
TIME×YENとは、時間の概念をお金に置き換えて考えようという著者の意図である。確かに財布の中に入っている金額から消費した金額を差し引き、今手元にいくらのお金を持っているかは、みんな理解できる。これは、有限なお金の消費は、みんな注意を払っているのに、時間に関してはなぜ払わないの?ならば、時間をお金に換算しましょうということである。そして、我々が持つ有限の時間は、死までの時間である。
確かに、このように考えると時間を無駄に使ったりできないと意識はできる。
詳細は、本書を読んで欲しい。

最後に著者は述べている、「時間術とは、生き方を意識し直す方法である」