下町ロケット2ガウディ計画

これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。


今回紹介する本は、池井戸潤著、「下町ロケット2ガウディ計画」です。


昨年、TBS日曜劇場の「下町ロケット」の後半のガウディ計画の原作となるものです。


下町ロケット2 ガウディ計画

下町ロケット2 ガウディ計画


一気に読んでしまいました。


ドラマとは違い原作の面白さがあります。


そして、あのドラマは脚本も素晴らしかったんだなあと改めて思いました。


話しは、ロケットのバルブから人体の心臓人工弁のバルブの開発のそのきっかけから、認可までの過程が描かれています。


その中で、情報漏洩の話、企業間の開発競争、佃製作所とサヤマ製作所の社内の雰囲気、知的財産等々の話が絡んで、ストーリーを面白く構成しています。


本書、楽しんで読めますが、大田区にある中小企業の製造業を舞台に展開していますので、中小企業診断士の方や中小企業診断士試験の受験生の方にとっても参考になる本だと思います。